紙・PDFの転記作業を減らしたい企業へ

帳票AIの失敗を、読み取り後の確認設計で防ぐ

請求書、申込書、スキャンPDFを読み取るだけでなく、どの項目を確定し、どこを人が確認し、どのシステムへ渡すかまで設計します。

OCRは読み取り精度だけでなく、例外処理、確認導線、後続システム連携まで決めて初めて業務で使えます。

紙やPDFの帳票をAIで読み取り、確認用データへ変換する画面
1 帳票を投入
2 項目を抽出
3 人が確認
4 システム連携

削減対象

手入力

出力

CSV / API

安全網

人間レビュー

Beekleの強み: 要件定義力 × シナリオ設計力

AI USE CASE DESIGN

AIで効く業務を、要件と評価基準で見極める

モデル選定より先に、どの業務をどう変え、何をもって使えると判断するかを確定します。

業務フロー
判断基準
例外処理
評価基準
ユースケース設計
動く試作品
社内説明できる材料
1

聞く

徹底ヒアリング

背景・業務・例外を聞き出す

2

絞る

ユースケース確定

効果が出る範囲に絞る

3

描く

設計図に落とす

構造・権限・評価基準を決める

Beekleが設計から入る理由

AI開発の失敗は、モデルやツールの選び間違いだけで起きるわけではありません。上流工程でユースケース、業務シナリオ、受け入れ基準、データ構造、権限、例外処理を決めておくことで、PoCがデモで終わるリスクを減らせます。Beekleは要件定義力とヒアリング力を使って、発注者が言語化しきれていない課題を整理し、実装前に「何を作れば業務が良くなり、社内で本番化を説明できるか」を明確にします。

BEFORE / AFTER

紙・PDFの手入力を、確認中心の仕事に変える

取引先ごとに形式が違う帳票でも、必要な項目を読み取り、確認が必要な箇所だけを人に渡します。

1

今の状態

帳票を見ながら手入力

請求書や申込書の形式が違い、転記とダブルチェックに時間がかかります。

2

Beekleの設計

AIが項目を読み取る

金額、日付、取引先などを抽出し、確信度が低い箇所をわかりやすく示します。

3

導入後

必要な箇所だけ確認

すべてを入力する作業から、例外だけを確認する運用へ切り替えられます。

月末の転記負荷と入力ミスを減らし、CSVやAPIで既存システムへ連携できます。

01PAIN POINTS

導入は、どこでつまずくのか

検討が止まる典型パターンを先に押さえます

01

手入力によるデータ転記に時間がかかる

紙の請求書や注文書を目視で確認し、会計ソフトや基幹システムに手入力する作業が毎月発生している。月末・期末は件数が集中し、残業が常態化している。

02

取引先ごとにフォーマットが異なる

同じ「請求書」でも取引先によってレイアウト・記載項目・形式がバラバラ。数十社、数百社分のフォーマットを一つ一つテンプレート化するのは現実的ではない。

03

既存のOCRツールでは読み取れない帳票がある

定型帳票用のOCRツールを導入したが、手書き文字、印鑑にかかった文字、罫線の多い複雑なレイアウトなど、非定型フォーマットの読み取り精度が低く、結局手作業で補正している。

04

手入力のミスが後工程に波及する

転記ミス(金額の桁間違い、日付の写し間違い、品番の取り違えなど)が会計処理や在庫管理で発覚し、差し戻しや修正対応に追加の工数がかかっている。

なぜ、手入力が残るのか

帳票AIが失敗する原因は、読み取り後の確認設計がないから

従来のOCRで読めない帳票が残るのは、精度の問題だけではありません。帳票形式の違い、意味の解釈、確認フローを分けて設計していないことが原因です。

帳票の形式が取引先ごとに違う

決まったレイアウトを前提にした従来OCRは、項目の位置や名称がずれると読み取れず、結局人が手入力することになります。

「読み取り」と「意味の解釈」が分かれていない

従来OCRは文字を起こすだけで、どれが金額・日付・取引先かを判断できません。だからフォーマット非依存の構造化には人手が要ります。

確認の仕組みが無く、ミスがそのまま流れる

確信度の低い箇所を示す導線が無いため、転記ミスが会計・基幹などの後工程まで波及してから見つかります。

02SOLUTIONS

つまずきを、設計で防ぐ

PoCで終わらせず、業務で使える状態まで設計します

SOLUTION 01

OCR+LLMによるフォーマットフリーの構造化抽出

OCRで帳票からテキストを抽出した後、LLMが文脈を理解して「請求先」「請求金額」「明細品目」「納期」などの必要項目を自動で構造化JSONに整理します。固定テンプレートに依存しないため、取引先ごとにフォーマットが違っても同じパイプラインで処理できます。

取引先ごとのテンプレート作成が不要
新規フォーマットにも追加設定なしで対応
抽出結果を構造化JSONで後続システムに連携

SOLUTION 02

人間レビュー付きのハイブリッド運用

AIの読み取り結果を人間が確認・修正するレビュー画面を提供します。OCRの確信度が低い箇所をハイライト表示し、確認が必要な部分だけを効率的にチェックできます。レビュー結果はフィードバックとして蓄積し、読み取り精度の継続改善に活用します。

AIの誤読を人間がキャッチする安全網
確信度の低い箇所だけを効率的に確認
レビューデータの蓄積で精度を継続改善

SOLUTION 03

既存システムとのデータ連携

読み取り結果を会計ソフト(freee、マネーフォワード等)、基幹システム(SAP、Oracle等)、RPAなど後続の業務システムにAPI連携またはCSV出力で渡します。転記作業そのものをなくすことで、入力ミスの根本原因を解消します。

手入力ゼロによる転記ミスの解消
会計・基幹システムへの自動データ投入
月末・期末の処理集中を平準化
03CASE STUDIES

実際に、こう作ってきました

どのような課題を、どう実装に落としたか

商品カタログPDFのマスタ紐付けPoC

課題

商品カタログPDFに残っている適合情報を、CMSで扱える構造化データへ変換したかった。単純なOCRではなく、表の読み取り、表記ゆれの整理、既存マスタとの照合まで含めて検証する必要があった。

解決策

Pythonで、PDFからの情報抽出、生成AIによる表構造の整理、既存マスタ照合、CMS取込CSV生成までを行うPoCパイプラインを構築。曖昧な候補だけ人が確認するレビュー画面も試作した。

成果

  • PDFからの転記作業削減を検証
  • 既存マスタ整備と照合業務を支援
  • CMS取込までの業務接続を確認

生成AI OCRによるレシート売上データ化システム

課題

多拠点から集まるレシート画像を見ながら、売上金額や件数を手入力する業務に時間がかかっていた。機器や帳票の形式が一定ではなく、同じ項目でも表記が揺れるため、固定ルールだけでは実務に合わせにくかった。

解決策

Laravel + Inertia + Reactで、レシート画像アップロード、生成AI OCR、構造化データ化、確認画面までを備えたPoCを構築。画像からのテキスト抽出と業務項目へのJSON化を分けて処理し、人が確認しやすい形にした。

成果

  • 手入力業務の削減可能性を検証
  • 売上・件数・日付を集計しやすく構造化
  • 人が確認しやすいレビュー導線を構築

保険代理店(従業員50名)の申込書データ化

課題

保険の申込書、変更届、解約届など手書き書類が月200件以上届くが、データ入力をパート2名で対応しており、入力完了まで2〜3営業日かかっていた。手書き文字の判読ミスや入力漏れで、後日の確認作業も頻発していた。

解決策

手書き対応のOCRエンジンとLLMを組み合わせ、申込書から「契約者名」「住所」「保険種別」「保障内容」等を自動抽出。手書き文字で確信度が低い箇所をハイライトし、人間が確認する画面を提供した。

成果

  • データ入力完了までの日数を3営業日から当日中に短縮
  • 入力ミスを80%削減
  • パート担当者の確認作業を大幅に効率化
04FEATURES

Beekleが対応できる開発領域

必要な機能を、業務導線に合わせて組み込みます

フォーマットフリーの帳票読み取り

LLMが帳票のレイアウトと文脈を理解するため、固定テンプレートなしで多様なフォーマットに対応。新しい取引先の帳票が来ても、設定追加なしで処理できます。

手書き・印鑑・複雑レイアウトへの対応

手書き文字の認識、印鑑や社印にかかった文字の抽出、罫線の多い複雑な帳票レイアウトにも対応するOCRエンジンを選定・組み合わせます。

人間レビュー画面

AIの読み取り結果を確認・修正するための専用画面を提供。確信度の低い箇所をハイライト表示し、確認が必要な部分だけを効率的にチェックできます。

後続システムへのデータ連携

抽出した構造化データを会計ソフト、基幹システム、RPAなどにAPI連携またはCSV出力。業務フロー全体を通した転記作業の排除を実現します。

帳票がバラバラでも、入力作業を減らす

固定テンプレートではなく、帳票の意味を読んで処理する

具体例

「取引先ごとに請求書の形式が違い、毎回手入力している」

従来OCRは、決まった場所に決まった項目がある前提です。実際の業務では、取引先ごとに形式が違い、表記ゆれやレイアウト変更が頻繁に起きます。

1

現場

フォーマットが統一されない

取引先や年度によって請求書・帳票の見た目が変わります。

2

テンプレートOCR

変更のたびに設定が増える

座標指定に依存するため、新しい形式が来るたびに調整が必要です。

3

Beekleの設計

項目の意味で読み取る

表記や位置が違っても、文脈から金額・日付・取引先などを抽出します。

一般的な作り方

便利そうだが、現場に残る負担がある

帳票形式が増えるたびに設定と目視確認が増える。

Beekleの作り方

業務で使える状態まで設計する

新しい形式にも対応しやすく、確認すべき箇所だけ人が見る。

Beekleが強い理由

OCRで文字を読み取り、LLMで項目の意味を解釈します。確信度が低い箇所だけ人が確認するレビュー導線も作るため、精度と運用効率を両立できます。

形式違いに強い

確信度で確認箇所を絞る

修正ログで改善できる

発注の流れ

ヒアリングと設計で、AI開発の失敗を先に減らす

AI開発は、作る前にどれだけ業務を理解し、ユースケースと評価基準を固められるかで決まります。Beekleはヒアリングから入り、設計した範囲だけを小さく検証して本番化します。

  1. 1

    STEP 1

    ヒアリングでユースケースを確定する

    現場の作業、判断基準、例外処理、使っているデータを聞き出します。「AIで何か」ではなく、どの業務をどう変えるかまで絞り込みます。

  2. 2

    STEP 2

    知識構造・権限・評価基準を設計する

    RAGなら文書同士の関係や根拠提示、エージェントなら任せる範囲・承認・ログを設計します。評価データと合格基準も先に決めます。

  3. 3

    STEP 3

    設計したユースケースをPoCで検証する

    いきなり大きく作らず、決めたユースケースだけを動く形にします。現場で使えるか、削減時間・精度・確認工数・運用負荷を見ながら検証します。

  4. 4

    STEP 4

    効果が見込めれば実導入

    PoCで効果が確認できたら本番化し、現場で使われる状態まで伴走します。期待した効果が見込めなければ、ここで撤退も判断できます。PoC止まりや過剰投資を避けられるのが、この進め方の狙いです。

技術検証で終わらせず、業務で使える設計に落とす。ここがBeekleの強みです。

06FAQ

発注前によくある質問

発注前に確認されやすい論点をまとめています

Q どのような帳票に対応できますか? +

請求書、注文書、納品書、見積書、申込書、検査成績書、領収書など、企業間取引で使われる主要な帳票に対応しています。紙の原本をスキャンしたPDF、メール添付のPDF、FAX受信の画像ファイルなど、入力元の形式も問いません。

Q 手書き文字の読み取りはどの程度の精度ですか? +

手書き文字の認識精度は字の丁寧さや解像度によって変動します。数字(金額・日付・電話番号等)は比較的安定して読み取れますが、漢字を含む氏名・住所は変動が大きくなる傾向です。確信度の低い文字はレビュー画面でハイライトされるため、人間が確認して補正できます。運用を重ねるほどフィードバックデータが蓄積され、精度は向上します。

Q 既存のOCRツールとの違いは何ですか? +

従来のテンプレート型OCRは「この位置にこの項目がある」という固定ルールで読み取るため、フォーマットが変わると設定し直しが必要です。LLMを組み合わせたアプローチでは、帳票の文脈を理解して「これは請求金額」「これは品名」と判断するため、フォーマットが違っても追加設定なしで対応できます。

Q 導入期間と費用の目安を教えてください +

帳票の種類・枚数・連携先によって大きく変動します。初回ヒアリングで実際の帳票サンプルを拝見した上で、個別にお見積りします。初期費用0円のゼロスタートでPoCから始めることも可能です。

Q OCRが苦手なもの・対応しにくいケースはありますか? +

図面・グラフ・表組みの構造を正確に読み取るのは苦手です。たとえば設計図面の寸法線、フローチャートの矢印の接続関係、複雑なネスト表の構造などは、テキスト抽出はできても意味の解釈が不安定になります。また、極端に画質の悪いFAX受信画像、手書きの崩し字、かすれや汚れの激しい原本も精度が落ちます。PoCの段階で実際の帳票サンプルを使って「どこまで読めるか」を検証し、苦手な箇所は人間確認で補う運用設計をおすすめしています。

Q AIの読み取り結果を人間が確認する仕組みはありますか? +

あります。標準でレビュー画面を提供し、OCRの確信度が低い箇所をハイライト表示します。担当者は全項目を確認する必要はなく、ハイライトされた箇所だけをチェックすれば済むため、従来の目視全件確認に比べて確認時間を大幅に短縮できます。

Q 読み取り精度が悪い場合の改善はどうしますか? +

レビュー画面で人間が修正した結果をフィードバックデータとして蓄積し、OCRの前処理(画像補正・傾き補正・ノイズ除去)とLLMのプロンプト改善に活用します。導入後1〜2ヶ月でフィードバックが溜まると、精度は着実に向上します。帳票の印刷品質やスキャン条件に起因する問題は、スキャナー設定の最適化も含めてアドバイスします。

PoCで止めず、業務で使える形にしませんか

業務・データ・評価基準を伺い、本番判断に必要な進め方と概算費用の考え方をご案内します。